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『戸越なかやま歯科』歯周病治療ってなんで大切??
2020/06/09
皆さんこんにちは!
さて、今回はどうして歯周病治療が大切なのかを話したいと思います。
そもそも歯周病治療とは、歯の周りの組織である歯肉や骨の状態を改善させるための治療です。治療を行うことで歯肉からの出血が少なくなり腫れも少しずつ引いてきます。
実はこの状態虫歯の治療をする時もとても大切なこととなります。
例えば虫歯が大きくなってしまい型取りをしてセラミックなどを作ることがありますが、型取りを行う際にもし歯肉から出血していたらどうでしょうか??
型取りの材料が血液で流されてしまい、出来上がった被せ物は確実にズレて出来上がってしまいます…
私は普段から患者さんによくお話しするのですが、被せ物を作製するにあたり一番大切なことは”被せ物の適合性”です。
つまり削った面から移行的にズレがない状態でセットされていなければいけないのです!
この被せ物の適合性が悪くズレが出てしまうと折角虫歯の治療を行っても、ズレている部分に汚れが停滞してしまい何年かした後に再び虫歯になるリスクや歯肉炎・歯周病になるリスクが上がってしまいます...
このことをふまえると、歯の治療(特に虫歯の治療や被せ物を作製する治療・歯が無い部分に対してブリッジや入れ歯・インプラントで噛み合わせを作製する治療)の土台となる部分に歯周病治療があることが分かります。
歯周病治療を疎かにした状態でどんなに良い材料で被せ物を作っても歯を支えている歯肉や骨の健康が維持されていなければ、長期的な口の中の健康には繋がりません!
戸越なかやま歯科では歯周病学会の専門医である院長と歯科衛生士によるチーム医療によって、お口の中を根本から健康にできるよう日々診療しています。
小さなことでも何かお困りあればいつでもご相談に来て下さい。