『戸越なかやま歯科』親知らずの有効な使い道って!?
皆さんこんばんは。今回は歯周病から少し離れた内容について描こうと思います。
タイトルにも書いた”親知らずの有効な使い道”とはいったい何だと思いますか。
ズバリそれは歯の移植です!!
そもそも親知らずとは20才前後で萌出してくる8番目の歯の事ですが、この親知らずは一般的には歯の数に数えることをあまりしません。
<理由①>
親知らずは全員が歯並びの中にきちんとあるわけでなく、人によっっては上だけ生えていたり、下だけ生えていたりと個人差があるため
<理由②>
生え方によっては歯周病や虫歯のリスクなどから早期に抜歯を勧められてしまうため
個人的にも親知らずはやはり磨きづらいといった点から抜歯をお勧めする場合も少なくありません。
しかしそんな親知らずもあって良かった〜と思う場面が一つあります。それは自分の歯が例えば事故であったり、虫歯が原因であったり理由は様々ですが抜歯になってしまった際に、抜けた部分にサイズ感が合う親知らずが残っている時 ”親知らずの移植” という選択肢が生まれます!
親知らずを使うことで、抜歯した部位に自分の歯で噛み合わせを作ることができるなんて!他の方法ではできないメリットがここにはあるわけです!
もちろん簡単な治療ではありません。移植時にはその親知らずを抜歯する際は根っこが折れないように繊細な手技が必要ですし、一度お口の外に出ているわけですから、移植後には根っこの治療も必要になります。また移植に適したお口の中の環境(きれいに磨けているかどうか)も必須条件となり、沢山の条件が揃って移植の成功があるわけです!
当院では移植前に歯科用CTを用いた移植予定の親知らずの根の形態などを精査し、また歯科衛生士による口腔内環境を整えた状態で歯の移植術を行っています。
何事も事前準備が大切なわけですね!
この治療にご興味のある方は・もっと詳しく説明を聞きたい方はいつでもご連絡お待ちしてます!